本日1月23日(水)、NHKの「クローズアップ現代」で各地の中小企業が苦境からいかに脱出してきたかという事例を紹介していた。

==写真は山口義行WEB−ROOMより==ゲストコメンテーターは立教大学の山口義行教授。いつも分かりやすい言葉で明確にポイントをついたコメントを披露してくれる。
1.今治のタオル産業は苦境にあえいでいたが、当代切ってのアートディレクターとの出会いを通じて持ち前の伝統技術に磨きをかけ、「5秒ルール」(細かく切ったタオルを水面において5秒以内に沈む吸水性)などで新しいブランドづくりを実現。
従来は安物の代名詞だった「真っ白なタオル」に全国一のタオル産地、今治の技術を結集して超高級タオルを開発。1枚一万円で売り出し、全国に大反響を呼んでいるという事例。
伝統技術を「生かし」、地域で連携して伝統産業の底力で従来もっていた強みを「生かし」た。職人たちのプライドまでも復活させた。
2.過大な設備投資の負担にあえいでいた愛知県の造り酒屋は、全国の造り酒屋と「連携」し、お互いに設備や人材を融通しあってモノとヒトを「つなぎ」、過大投資を克服。「つながった」各企業が好業績企業に生まれ変わった。
三年ほど前から中小企業庁が推進役となって「新連携」なる制度が発足していることは知っていたが、このような画期的な企業再生の事例があることは今回、初めて知った。
いずれも大企業や商社出身のアドバイザーがマーケティングや人脈を生かして中小企業の再生に尽力しているようだ。
地場産業の復活を図る実例として大変興味深いものだった。







