森支店長の信条は「現場に神宿る」
統計数字には限界がある。
現場を見ることが最も重要。
常に時間をつくって北陸三県の企業や商業施設、観光地などを回り、「現場」で情報収集をされているとの事。
日銀支店長の話を聴くのは初めて。率直に話される一言、一言には魂がこもっていた。
2007年までの5年間。世界経済は人類未曾有の高成長を遂げた。
IMFの見込みでは、2008年は3.7%。2009年は3.8%の見込み。世界経済は減速はしても微妙に回復してゆく。
原油、非鉄金属、穀物等輸入物価に合わせて国内の企業間取引物価は5%程度上昇している。
一方、国内の消費者物価は1.2%の上昇。差の3.8%は消費者に近い産業ほど利益を削っていることを示している。
2002年頃は1バーレル20ドル程度だった原油が、現在は140ドルを突破。世界の富は主に中東諸国へ移転している。これを日本や先進諸国へ還流させる仕組みづくりが求められる。
北陸経済。企業の業況判断は2003年以来のマイナスに落ち込んでいるが、2008年度売上高、経常利益共にプラスの事業計画。希望を失ってはいない。幅広い製造業が集積。伝統工芸などものづくりに磨きをかけて高度な技術力を持つ企業が世界シェアを握る事例は多い。
仕入価格の上昇に比べて販売価格を上げられないジレンマがあるものの、雇用人員は不足気味で、設備は適度に投資されている。筋肉質な企業経営が身についている。
7月には東海北陸自動車道が全面開通。北陸新幹線の開業もプラス材料だ。お金と物と人を北陸地方へ呼び込む仕組みづくりを期待したい。







