前日の準決勝では強力なライバルが出現した。ノルウェーのダーレオーエンである。
本日の日経新聞によれば準決勝の北島のタイムは59秒55。五輪新を連発してきたダーレオーエンは59秒16。0秒39の大差となった。
原因は前半の50メートルを19ストロークで27秒台で入った北島の力み過ぎ。対するダーレオーエンは前半28秒03で18ストローク。100メートル59秒16を出す最高の泳ぎを見せた。
決勝の朝、北島と平井コーチは徹底的にリズムの確認に時間を費やした。
北島の決勝前半50メートルは18ストロークで28秒03。対するダーレオーエンは27秒85だが19ストロークかかった。結果、ラスト15メートルで伸びず、通常より2ストローク少ない北島が余裕で逃げ切った。58秒91の世界新記録をマークする完璧なレースだった。
「勝負は時の運」などと言うが勝負の瞬間、突如台頭してきたライバルの動きをつぶさに解析し、自らの戦略を冷静に練り直す。そして、結果を出した。
世界一の練習を積んできた北島だからこそできる技だろう。
翻って考えるに、我々の商売も日々真剣勝負である。北島選手には到底及ばないが、その柔軟な思考能力と決戦に臨んであくまでも冷静に目標を見つめる姿勢を見習いたい。
そして、次の200メートル。日本チーム頑張れ。北島選手頑張れ!







