全国的に展開している商店街で、お客様が多く来ていただける日曜・祝日を未だに休業日としているのは全国でも近江町市場くらいのものだろう。
昨年、全店の店主と市場や近隣の百貨店に来場されているお客様200名を対象に日曜営業をテーマにアンケートを実施した。
その結果は店主の賛成派は約35%。他店の状況を見てからとしたのが約30%。反対が約25%。様子見派を合わせれば約70%が肯定派である。一方、お客様の方は日曜営業すれば近江町市場に行くと答えた人が約80%もあった。
店主の腰は重いものの、買物に来られるお客様の期待は大きい。競争が厳しい流通業界にあって、まだまだポテンシャルを秘めているのが近江町市場の現状とも言える。しかしながら、再開発ビルのプレオープンを12月に控えて時間はあまり残されていない。
これもまた長年の懸案である従業員の労務対策をしっかりと立て、働く職場の魅力を失わずに日曜営業を実現できるかどうか。享保六年(1721年)に開設されて286年。諸先輩方が守り通してこられた近江町市場をこの先十年、二十年、発展させられるか。否か。日曜営業の成否にかかっているように思えてならない。







