今日の講師は株式会社マネージメントワークス代表 多田年成氏、ゲスト講師は近江町市場の株式会社松本 代表 松本信之氏と、片町の株式会社金港堂 代表 宮谷隆之氏だった。
いずれもビジネスでの現場での実体験に基づく内容で、迫力がある。そして、とても勉強になる講座だった。
松本社長は経営理念、ミッション、ビジョンを明確に定め、「飲食業者の『購買代理店』」というドメインを設定している。これに基づいて展開されるビジネスの実体験は、なるほど、へえ〜、さすが。日頃、地道に勉強を重ねておられる姿が感じられた。
重要な顧客とは誰か。差別ではなく、区別して顧客満足を追求する。実店舗でもネットショップでもやることは同じ。最後に話された渡り鳥の話には大いに感動した。
冬、シベリアから日本に渡り、春、日本からシベリアに帰る渡り鳥は必ずV字型の編隊を組んで飛ぶ。トップを行くリーダーの羽ばたく揚力のおかげで後ろを飛ぶメンバーは7〜8割の力で済むそうだ。リーダーが疲れたら次のリーダーが交代する。そして交代しながら目的地を目指す。
必ず三羽で一チームを組み、このチームは誰かが死ぬまで変わらない。一羽が死んで二羽になると、他のチームが必ず迎え入れて計五羽になる。決して拒むことはしない。もたれ合うのではなく、助け合のだ。
このような内容だったと思う。我々ビジネスの世界に生きる人間はリーダーシップや友情、規律など。見習うべきところが沢山あると感じた。
宮谷社長は全国的に不振が続く紳士服業界にあって、オーダーシャツの専門店という本業を貫いて見事に業績をアップさせている。「ネットを使った集客ができた理由」と「オーダーシャツがネットで売れた理由」を話してもらった。
当初、ネットでの販売は無理だとあきらめかけていた一枚2万円〜5万円程度もするオーダーシャツ。今は、全国に向けてネット販売している。ブログで集客し、ホームページで販売。従来から築き上げてきたオーダーシャツの技術をもとに、全国、全世界に向けて売りまくる。商店街における商店活性化のモデルとしても、ネット販売の成功事例としても、大変に興味深い話だった。
今回の講座を企画していただいた、石川県産業創出支援機構(ISICO)さんと多田先生に心から御礼を申し上げたいと思った。







